ルートビー

代表　杉野すぎの 結喜ゆうき

　保育士やベビーシッターとして働く中で、現代の子どもたちが、 大人と同じように『忙しい』日常を過ごしていることに気づきました。習い事や時間に追われる生活の中で、子どもが自分自身を表現したり、 自由に遊ぶ余白がどんどん失われているのではないかと感じました。
　そこで私は、親子が自然の中で余白を持ち、『やりたい』を叶えられる場を作ることに取り組んでいます。ルートビーでは子どもを真ん中に据え、育ち合う環境を広げていくことで、 親子の関係性を深めるだけでなく、1人1人が希望を持てる社会を育むことを目指しています。
　自然は、答えを与えるのではなく、子どもが自ら考え、試し、失敗し、学ぶ機会を与えてくれる場です。 そうした探求の時間が、親子の絆を深め、子どもの力を最大限に引き出します。
　私は、この活動を通じて、地域や社会全体が希望に満ちた未来を実現できるよう貢献していきたいと考えています。

共同代表　大出おおいで あゆみ

　以前は、習い事や質の良い教育を受けさせることが子どもの幸せだと思っていました。 しかし、長女の不登校を経験し、幼少期という『根っこの部分』がいかに大切かに気づきました。 時間を掛けて良い教育を受けさせることだけが幸せではなく、親子が向き合うことが重要だと実感しました。
　落ち込んでいた私と長女を癒してくれたのは自然でした。 今の日本の教育は、子どもが自分の気持ちを優先することが難しく、わがままだと思われることもあります。 だからこそ、自分の意見を家族以外にも話せる環境が必要です。
　核家族化によって失われている家族のようなつながり、多くの目で子どもを見守る仕組みを作ることが私の目標です。
　子どもが制限なく『やりたいこと』や『気づいたこと』をとことん追求できる場を提供し、 親子でその夢を実現できる場を作りたいと思っています。

共同代表　新井あらい 翔子しょうこ

　親子が一緒に自然やアートを通じて楽しみ、学べる環境を作りたいです。自然の中での暮らしを通じて、子どもたちが自分らしくいられる場や、自分の力を試しながら成長できる環境の大切さを強く感じてきました。
　私自身が幼少期に、親と一緒に何かをしたいという想いを持ちながら、親も忙しく、やきもきした経験があります。 その記憶があるからこそ、親子が一緒に笑顔になり、つながりを深められる場を作りたいと思っています。
　武甲山のふもとで、家族とともに自然の中で暮らす日々で得た学びや経験を活かし、サトノネを通じて多くの親子が自由に成長し、育ち合える環境を広げていきたいです。
　自然が教えてくれる無限の可能性を活かしながら、子どもたちと地域全体の未来を育むお手伝いをしていきます。